あま津島失語症サロン
コミュニケーションの機会作り
失語症当事者と、その家族の気軽に参加できるコミュニティ作りをめざしています
構成メンバーは・・
愛知県の西の方、あま市、蟹江町、弥富市、津島市、名古屋市港区の失語症の当事者とその家族、それらの地域病院や福祉施設で働いている看護師や、介護士で会話パートナーの資格を持っていたり、意思疎通支援者の資格を持っている人や、言語聴覚士がいます。
定例会の開催
言語アクティビティをしたり
家族だけが集まっておしゃべり会をしたり
啓発・相談活動
失語症について、知っていただく活動も広げていきます
失語症のある方とご家族の会員制のサロンです
今日はサロンがあるから強制的に出かけるぞ、、でもいいと思います。 こんな時、他の失語の家族さんはどうしてるんだろう。。聞いてみよう!というような機会があります。
失語症って?
病気(脳梗塞など)や事故により突然脳に損傷を受けることで、ことばの中途障害になる方がいます。その損傷部位によっては、ことば(コミュニケーション)に関わる、読む・聞く・話す・書く・計算することが困難になります。それが失語症です。わかっていても、その言葉が出てこない、今まで自由に聞いて、話していた日本語なのに、まるで知らない言葉が話されているように感じます。その状態を、「外国に放りだされたような感じ」と失語症の当事者さんは言いいます。言語機能の回復は年単位だと言われます。
失語症になると、
生活は?
本人は?家族は?
ことばの問題は、他者とのコミュニケーションが取りづらくなることで、活動範囲が限定されてしまい、生きる意欲が失われたり社会復帰が困難になるのが現状です。
その失語症の当事者だけではなく、日々一緒に暮らしている、当事者の家族も「がらっと生活が変わってしまった」といいます。失語症の当事者さんは、伝えたいのに伝えられないもどかしさ。そのご家族は気持ちを聞き出しきれない、もどかしさ。があります。また、外に連れ出したくても、機会がない・・本人もなかなか外に出たがらない。
リハビリの病院で、リハビリテーションを行って退院してからは、言語聴覚士などの専門家と繋がりが少なくなり、社会福祉サービスに繋がろうと思っても、思ったようなサービスに出会えない。そもそも、失語症のことを正しく知らない、医療者、福祉関係者も少なくありませんから、相談したくてもどこに相談すればいいかわからないことが多いです。
構成メンバーは?
失語症を持ちながら生活をしている失語症の当事者、その家族と、失語症のある方と会話するちょっとした技術を知っている会話ボランティアスタッフがいます。
沿革
- 2018年8月に、蟹江町、弥富市、津島市、あま市などの地区を中心とした、あま津島失語症友の会として失語症当自者の会として発足しました。
- 2022年8月に あま地区で失語症の言語訓練を病院で担っている言語聴覚士と失語症会話パートナー(NPO法人あなたの声で研修)、失語症者意思疎通支援者資格のあるボランティアスタッフが運営の中心となり、「あま津島失語症サロン」と名称を変更